修理屋の扱いかた

日々の生活

オーストラリアでは、俗に”トレーディ”と呼ばれる職業カテゴリーがある。家を立てるにしても、大工、石工、水道配管、電気配線する人など、とにかく専門分野が山ほどあって、それが各自個人事業主であることがほとんどだ。

まあ家を立てるときはビルダーという親分みたいなのがいて、その親分が工事を指揮してくれるので、その人に任せていることがほとんどだ。だが、修理となると話はちがう。修理する内容によって、自分でトレーディを探し、見積もりしてもらい、修理の日程など決めることになる。そしてこれが超、ストレスなのだ。時間を決めていても、あってないようなもの。前の仕事が思ったよりも時間がかかって遅れたとさへ言えば、それは暗黙の免罪符になるのだ。ちゃんと来る人もいるし、遅れると知らせてくれる人もいるが、そういうトレーディは一握りのような気がする。

そこで長年の経験から、こういう人たちを取り扱うコツが見えてきたように思える。いい関係をたもちながらも、それでいて、きちんと仕事やってくれずに私を怒らせたら怖いですからねっとオーラを発っしていることがカギになる。

今回は、時間における私の対処法はコレ

暇人に見せない、いつでもいいは絶対、禁句!                                                                          
オフィス人の如く、前日に約束の日時の確認メッセージを送っておく。                 
見積もりに来た折にはスマートな服装でいる。(いかにも暇ですヨレヨレ服装はダメ。)                        
当日、時間を過ぎても来ていない場合は電話かメッセージであとどのくらいかで来れるか訊ねる。  
その折には、あなたが忙しいことは理解しているが、私も忙しいアピールを必ずする。            
もし、万一時間通りに来てくれたら、大げさに感謝する。

日本にいるとあまりピンと来ないかもしれないが、人を見て態度を変えるトレーディは多いような。    まあ、どの職業でもそういう人間はいるもんだがトレーディの数がまだまだ少ないこの国。ましてや コロナ以降は引き手あまたの職業だけに、修理のお金のことより、なんでちゃんと来てもらうだけのことなのに、こんなにストレスかかるわけ?と思ってしまうわけです。                    そういう私の元パートナーはトレーディでして、あなたには絶対会社勤めはできないと断言できましたからね。上記のことが全てではありませんが、私を侮っちゃ困りますよ的なオーラをまとえるようになってから事は以前よりスムーズに運ぶ事となりました。                    

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